本書の使い方
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本書の全体は,目次ファイル KSAP.ALL と,各項目の説明の文章のファイルに分れています. 目次ファイルには,項目の後に当該ファイル名を書き込んであります.それをタグとして“タグジャンプ”で各文章のページに跳ぶことができます.
タグジャンプつきエディターが便利です このタグジャンプを使うには,エディターが便利です.Mifes ,VZ,WZ,秀丸などのエディターにはこの機能があります.いずれでも,当該の行にカーソルをもっていって,シフト+F10がタグジャンプ指令です.ただし,エディターの仕様によって当該行にファイル名がないと動作しないものと,ファイル名に当たるまで次々に探していくものとあるようです. ファイルの置き場所は一応C:ドライブのKSAPというディレクトリになっていますが,条件に応じて書き換えて下さい.
松のタグジャンプ もう松を使われる方は少ないと思いますが,念の為にしるします.松系統のワープロ(新松,松V5,松V6)では,タグジャンプのやり方が少し異なります.VZの場合は,同じ行ならばカーソルの位置は自由ですが,松ではカーソルがドライブ名の位置にないと作動しないようです. 松では,コントロールキー+タブキー(コントロールキーを押しながら,タブキーを押す)がタグジャンプ指令です.
一太郎やMSvORDでも使えますが,タグジャンプが? 一太郎やMSvORDもテキストファイルを扱えますから使用は一応可能です.しかし,現時点ではタグジャンプのやり方が不明です.ですから,手作業で開いて頂く以外に方法はなさそうです. タグジャンプのような便利な機能を,こうした代表的なワープロソフトが備えていないとは考えにくいことです.しかし,いくら探してもわかりません.いろいろな方に質問もしましたが,解決できませんでした.どなたか教えて下さればいいと思います. したがって,一太郎やMSvORDで開くなら手作業です.それでもちょっと面倒なだけです.もっとも,秀丸は4000円,WZエディターも実売価格は7000円位と廉価ですし,これを機会に使い始めるのもいいとも考えます.私自身は,文章を書くのはもっぱらVZとWZで,ワープロソフトは特殊な目的(辞書の整理,特殊印刷など)に限っています.
フリーソフトウェアFAYE:タグジャンプ機能つきエディター ディスクに付録とすることが許されるフリーソフトウェアのエディターでタグジャンプ機能のついたものをようやく見つけました.FAYEというものです.それで,付属につけさせて頂きました.作者とみつけて下さった方とに感謝します. このエディターには98版とDOS/V版があるので,いずれの装置でも使えます.エディターとしては,私は使い込んでいないので何とも言えませんが,本書を読むのにはまったく不足は感じません.タグジャンプは f・10です. 使用にはOSの知識を少しお願いします 本書を使用するには,MS−DOSの知識が少しあった方が好都合です.ドライブの名前のこととサブディレクトリのことがわかって,自分のシステムにかえる必要があるからです.MS−DOSやWindowsで動くパソコンを使う際に,OSの知識なしに済ますのは,現時点では実際的ではないと考えます.少なくともドライブの知識は必要です. 書き換えの必要なのは,目次ページファイル KSAP.all です.このページで,目標のファイルのディレクトリを書き換える必要があります.
ハードディスクに直接載せる場合 くれぐれも,ルートディレクトリに載せないようにして下さい.消去が大変で苦労します. 適当なディレクトリを作って,そこに載せて下さい.たとえば“KSAP”というサブディレクトリに載せるとします. ディレクトリの名前やドライブ名が異なる場合は,目次ページのドライブ名とディレクトリ名をそれにあわせて置換して下さい. サブディレクトリは,メインディレクトリ(KSAP)の下に置かねばなりません.ルートに直接つけてはだめです. 全文検索の機能は,このソフト自体には持たせていません.OSの機能を使用する必要があります.
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