電子版麻酔学教科書

  [総目次へ] [戻る] [目次へ] [キーワード検索]
  フランスの救急医療 Barrier:サミュの話 #17
投稿者  諏訪邦夫
URL  
投稿日時  2001年02月11日 13時48分
フランスの救急医療 Barrier:サミュの話

--------------------------------------------------------------------------------

なかなか上手な英語でわかりやすい..service,aide,medicine,urgent.建物,ヘリコプター,
スライドは全部英語に作りなおしてある.

教授3,スタッフ9 いずれも麻酔医
交換台 20人’パリの集中に連結,


医療
病院,病床,施設などお把握する
輸送
一般医師にたいする助言
消防態,救急隊と連絡,航空会社との連絡
外務省とも連絡,外国に所在するフランス人の生命が危険にさらされると機動.

電話のうちわけ

情報のみ10%
一般医師15%
サミュ 40%
1976年以来,実際にケアする患者の数よりも電話の数の増加の方がはるかにおおい.

心筋梗塞の場合
痛み開始 70分 車がでる,10分 収容する10分 診断40 処置けっせん融解療法

歴史
1980実験
5skによる血流再開法ストレプトキナーゼ
6 rtPA;:tissue tiyp plasminogen activity APSAC”あcylated plasmogenstretok.

リスクと利益
apsac断然長い1時間以上


アナフィラキシー,低血圧
合併証”血栓融解療法の
不整脈
血栓融解療法は本当に意義があるか? 実験的には有効性は証明されている.
1988年には臨床でも証明された.痛み発生から2時間以内なら最上だが,4時間以内なら効果があるので,それを基準としている.
入院前に治療することの意義は

prospective study 基準を設けてコントロール臨床試験:80例(うち72例が男)

さみゅで治療開始が6時間から2時間に短縮
誤診が2例”一例は日本人で胃出血
医師がいなくては心筋梗塞に診断がつかない.心電図がひつようだからだ.
時間の節約は30分から50分の程度
結論

速くやれ
ちゃんとした診断が必要
将来はテレメトリー

診断がついたらすぐに治療を開始せよ.
輸送は大切だが,治療は輸送中も継続する.24時間連続
いくへの移送は即時でなくてはいけない
さみゅでこれをすべて実現できる.麻酔はこれをコントロールする立場にある.
註:これは1989年,長野市における日本麻酔学会総会での講演のメモである.



--------------------------------------------------------------------------------

諏訪邦夫

ご意見 編集(著者専用) 削除(著者専用)
 ▼関連ツリー 
 フランスの救急医療 Barrier:サミュの話 - 諏訪邦夫 [#17] 2001/02/11 13:48



  [総目次へ] [戻る] [目次へ] [キーワード検索]
AmigoForum Ver1.05 Copyright© CGI DE AMIGO!! 2000