東麻酔研究所ホームページへ
くまもと麻酔科クリニックホームページへ

東麻酔研究所 質問集(詳細画面)


[戻る]
タイトル:今月、五歳になる息子が包茎の手術を受けることになりました。
ご質問 :今月、五歳になる息子が包茎の手術を受けることになりました。簡単なものだと思っていたら、全身麻酔をかけるとの事。近々、麻酔の先生との面談もあるのですが、麻酔についての知識に乏しく、その上テレビなどで麻酔事故などのニュースを聞きかじっているため、不安が尽きません。是非、詳しい専門知識を教えていただきたいと思っています。よろしくお願い致します。
返信文 :安全性に関しましては、麻酔科医が手術中ずっとついていますので、あまりご心配なさらないで下さい。
だたどんな手術でも、全身麻酔をされるのであれば、ある程度の危険をともなうこともご理解ください。
しかしその可能性は、ごく少ないものです(数万例に1例程度です)。
手術室に入る際に、お子さまが泣き出すことがあるかもしれませんが、病棟であらかじめ少し眠る薬を、シロップでのませたり、お尻からいれたりして、なるべく泣かないようにしています。
泣くお子さんを無理矢理おかあさんから引き離して手術室に入れるとお子さんに精神的なダメージが残ることもありますので皆注意しています。
点滴もなるべくお子さまが麻酔で眠られてから、行うことが多いようです。
手術後は、どうしても切開部分を痛がることもありますが、坐薬とかで何とかなります。
手術が朝からであれば、夕方には、すっかり元気になっておられることでしょう。

疑問点がありましたら、率直に麻酔科の先生にご質問されてください。

Copyright (C) 2001-2018 Kanemitsu-Higashi All Rights Reserved.