東麻酔研究所ホームページへ
くまもと麻酔科クリニックホームページへ

東麻酔研究所 質問集(詳細画面)


[戻る]
タイトル:脊椎麻酔の時、けいれん状態になった。
ご質問 :?先日虫垂炎の手術をした時に脊椎に麻酔をしている最中にあごががくがくして歯が震えだしけいれん状態になりました。
その後全身麻酔にきりかえました。
この震えはなんなのでしょうか。
また、この日は午前中に病院にいき医者にでは今日の午後に手術ですといわれ麻酔科の医者には来なかったので会ってお話はなにも聞いていませんでした。

?手術がおわり病室に戻るとみずおちのあたりが激しく痛み医者に訴えたのですが座薬も胃の薬(点滴)も効かず6時間以上痛みに苦しみました。この痛みはなんのでしょうか。以前に扁桃腺の手術をした時はこのようなことはなかったのですが。私の年齢は15歳です。
?と?の質問お答えよろしくお願いいたします。
返信文 :1、ひろさんぐらいの年齢のかたですと、極度の緊張でこのような状態になることがあります。おそらくすぐに手術しなければならない程のかなりひどい虫垂炎ではなかったでしょうか。緊急手術であり、なかなか麻酔科医の確保も難しく、外科の先生がやむなく麻酔されたのではないでしょうか。しかし法律的には何ら問題ないことです。

2、手術後の傷の痛みで、ある程度はやむを得ません。ひどい虫垂炎で腹膜炎の可能性もあったものと考えられます。硬膜外麻酔(当ホームページに説明がありますが)を併用してあればもう少し痛みが緩和できたかもしれませんが、緊急の場合は仕方ありませんね。

Copyright (C) 2001-2018 Kanemitsu-Higashi All Rights Reserved.