タイトル: | 前十字靱帯の再建手術をうける腎不全患者さんの麻酔は? |
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ご質問 : | はじめまして。主人が8月末に前十字靱帯の再建手術を受けます。麻酔は今のところ、全身麻酔と聞いていますが、ウェブでいろいろ見ていると、半身麻酔が多いようですが。1.断裂の違いによって麻酔方法が異なったりするものでしょうか?どのような場合に全麻になるのでしょうか?2.腎不全で人工透析中です。高血圧気味ですが、麻酔に影響はあるでしょうか?3.麻酔科の先生にどのような話をしておくべきでしょうか?質問が多くて申し訳ないのですが、回答可能なものだけでもよろしくお願いします。 |
返信文 : | 麻酔法は、手術や患者さんの全身状態、患者さんの麻酔へのご希望等を考慮し通常最終的には麻酔科医が決定します。おそらく主治医の先生は、今までの経験やその病院での同じ様な症例から、麻酔科医は全身麻酔を選択するであろうと予測されているのでしょう。同様の手術を麻酔したことがありますが、半身麻酔でもできますし、全身麻酔でもできます。ただかなり長時間(2−3時間?)の手術になる可能性もありますので、じっと仰向けに寝返りもうてず手術台の上にいることは、手術そのものの痛みがなくてもつらいようです。そこで、麻酔科医は手術中に患者さんが眠れるように鎮静剤(眠り薬)を半身麻酔の時に併用することがあります。手術中意識がないことは、全身麻酔と同じですので、そういった意味で主治医の先生は全身麻酔と説明されたのかもしれません。また、腎不全の時は、麻酔にも注意が必要で、点滴の速度や種類を考慮する必要があります。麻酔科医は、腎不全の事を考えて麻酔法を選択し麻酔を行うはずです。透析中の患者さんでは、透析時に使用する薬剤のために血が固まりにくいので背中から針を刺す半身麻酔は通常避けます。主治医の先生が全身麻酔といわれたのは、このあたりの事情を考慮してのことかもしれません。術前に麻酔科医の診察があり必要な事は問診があると思いますのでご |
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