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東麻酔研究所 質問集(詳細画面)


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タイトル:帝王切開の麻酔が心配
ご質問 :27歳のときに一人目を逆子のため、計画的に帝王切開手術をしました。質問集にも婦人科系の麻酔についてたくさん出ていて、かなり勉強になりました。先生は帝王切開の麻酔(半身麻酔)は赤ちゃんを守るたまに薄くすることがあると書かれていますが、私の受診した病院の先生は赤ちゃんは5分もしないうちに出てくるから影響はないので薄くすることはないとおっしゃってました。そして、私も他の方と同様、壮絶な痛みと戦い、叫び、わめき、手術中に先生が「血圧が140にもあがってる!!」と看護婦さんに怒ってる声を聞き、あげくに「本当の痛みはこんなんだ!」と感覚のある乳首をつねられる----というなんとも修羅場な体験でした。
二人目をと思うのですが、あの恐怖を思うと....という時に妊娠したのですが、残念なことに19日にけいりゅう流産の手術をすることになりました。再び麻酔です。静脈麻酔。帝王切開ほどではないと思いますが、やはり怖いです。私もお酒が強いと言うと「効きにくいかもね」と言われました。根拠はないんですよね?
やはり、手術は麻酔医のいてる病院でするべきなんでしょうか?
あと、手術など病院の処置はやはり患者にとっては初体験なことが多いです。もっとこれから何をどうする、今はどんな状態など、看護婦さんや先生からの説明が必要だと思います。もちろん、自分の病気に対して勉強をして質問する姿勢をを持つことも患者にとっては必要だと思いますが。
返信文 :帝王切開の麻酔は、なかなか難しくやはり大変ですね。
ただ最近は、脊椎麻酔と硬膜外麻酔を併用するようになり、以前より痛みなく手術が行えるようになってきているようです。
稽留流産の麻酔は、通常、静脈麻酔で行われます。
麻酔は、お酒が強くてもよく効きます。
眠っているうちに終わりますのでご安心ください。
できれば麻酔科医による麻酔がベストですが、まだまだ麻酔科医の絶対数がすくなく麻酔科医が行わない麻酔もかなりあるようです。

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